井戸の手押しポンプを直した話

DIY
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私の住んでいる所は中々の田舎なので、畑の水やりは専ら手押しポンプから水を汲んでやっています。

というか多分畑の所に水道通ってねぇ‼‼

色々と写真を撮り忘れていますが、こんな状態でした(下の写真は近くの親戚のポンプの写真を撮らせてもらいました。)

いやぁ重い割に水は大して汲めないわ、ギィギィ音はするわ、手には錆が付くわで……。
まぁ結構な年代物なので仕方ないんですけどね。

それでとりあえず木玉を変えようという事になりまして、父がいつの間にやら業者を呼んで変えてもらったらしいのですが………。

今度は木玉が動かねぇ‼‼

購入時は父も業者の人も動くことを確認してたらしいですが、多分数日経って木玉が水分を吸って膨張し、動かなくなった様子。
(そもそも木玉って何よ?って人はこちらのシップスレインワールド株式会社さんのサイトをご覧ください。分かりやすいです。)

イマイチそこら辺分かってない父はまだしも、業者さんはもうちょいとしっかりしてくれよ…と思いましたが、言っても仕方がないので自力で直すことにしました。(多分ポンプ自体が酸化して表面積が大きくなってるのも一因)

木玉がうんともすんとも言わないので、取り外して乾燥するまで数日放置し、ゴムハンマーやタオル巻いた割りばしを活用してどうにかこうにか外しました。

ついでに錆びもどうにかしてしまおうという事で

この商品を使って塗装し直しました。

開けたときは割とドロっとしてる印象でしたが、きちんと攪拌すれば結構塗りやすかったです。

塗るとこんな感じ(後ろが汚いのは許してください笑)

黒い点々は赤錆(よく見る脆い錆)が黒錆(自然では普通できない耐久力の高い錆)になってるらしいです。

まぁまぁ錆びがひどかったので、一度水で薄めた塗料を塗って、それから再塗装しました。

この上から別の塗料が上塗りできるらしいですが、別段畑で使うだけなのでうちではこのまま使っています。

多分500gぐらい使ったかな?200gも売ってましたが、そのサイズだと足りない…。

そして問題の木玉…。こいつはもう削ることにしました。

外した木玉は皮を外し、もう一度水にしばらく漬けて、膨張させてから耐水ペーパーでガリガリ…。

どうせ水の中に付けておくものだし、触って手触りをどうこうするような物でもないので240番でほぼ削りました。

↑こんなやつ。手はべちゃべちゃ、粉はいっぱい付くので汚れていい服でやって下さいね。
あと、多分ホームセンターで買った方が安いし、何となく耐久性も分かると思います。

実際にサイズを合わせて確認しつつ、ひたすらガリガリガリガリ…。

苦労のおかげもあって、ちょうどいい感じに重くもなく、しっかりと水が汲めるようになりました!

すでに1か月以上経っていますが、特に問題なく使えております。

耐久性に関してはもっと時間が経ってみないと分かりませんが…。

まぁあのサビサビのまま使うよりはるかに良いです。

機構は非常に単純で直すのも手間取ることもありますが、簡単は簡単なので皆さんももし手押しポンプが水をあまり上げなくなったら、自分で直してみる事をお勧めします。

普段からDIYやってる人なら滅茶滅茶楽。やってない人でも全く難しくないです!

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