映画ヘアスプレーを見た感想!

映画・ドラマ
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どんな映画?

「深く考えずに楽しく見れるミュージカルティーン映画!」

私が初めてこの映画を知った触れ込みでは「ジョン・トラボルタが女装している」というものでしたが、映画の内容自体もとても良い!
ジョン・トラボルタさんも最初は「!?」ってなったけど、すぐに違和感なくなります。やっぱり俳優ってすげぇよ…。

舞台設定が1962年のアメリカなので黒人差別が激しかった時期で、キング牧師の有名な”I have dream.”の演説より前です。
公民権法(人種、性別、宗教、出身による差別を禁止する法)が成立したのも更に後になります。

簡単なあらすじ

1960年代のボルチモアに住む、夢を追いかける女子高生は、人気ダンス番組のレギュラーに!
彼女のパワフルなダンスが、肌の色や体系への差別と偏見を吹き飛ばしてゆく。

主な登場人物

トレイシー・ターンブラッド
主人公のぽっちゃりな女子高生。基本的にめちゃめちゃポジティブ。歌とダンスが大好きでオシャレにも余念がない!

ペニー・ピングルトン
主人公の親友。いつもロリポップを咥えているのが印象的。厳格な母の元で育つが、本人は割と自身の判断基準で行動する。

エドナ・ターンブラッド
主人公の母親(ジョン・トラボルタ‼‼)体型にコンプレックスがあり、それを受け継いでしまった娘には申し訳なく思っている。

ウィルバー・ターンブラッド
主人公の父でいたずら玩具店を経営している。個性的ですが、善人。

コニー・コリンズ
コニー・コリンズ・ショーの司会者。人種差別等を考えない人物。

リンク・ラーキン
コニー・コリンズ・ショーの看板ダンサー。明るく能天気で優しいという役。優しすぎるきらいも…。

アンバー・フォン・タッスル
リンクの元婚約者で、コニー・コリンズ・ショーの看板ダンサー。意地の悪い事をしているが、ちょくちょく地のピュアな所も見える。

ベルマ・フォン・タッスル
アンバーの母で、TV局のプロデューサー。娘を溺愛している差別主義者としての役回り。

シーウィード・スッタブス
コニー・コリンズ・ショーのブラックディのダンサー。ペニーとお互いひとめぼれする。

個人的な感想

レトロな雰囲気を残しつつも、ポップな世界観を出していて元気な気分になれる良映画でした!

映画開始直後からトレイシーが楽しそうに歌い、劇中歌はキャッチーな歌が多かったように思います。
調べてみると「天使にラブソングを」や「アダムスファミリー」のマーク・シャイマンさんが音楽を担当されてるそうです。そりゃあいい曲多いはずだわ。

主人公やその周りが体型や人種に関係なく、明るく前向きにダンスや音楽を楽しんでいる様が「ミュージカルはこうでなくちゃ!」と思わせてくれました!
いや、個人的には「レ・ミゼラブル」みたいなのも嫌いじゃないですけどね笑
多分ミュージカル=明るく楽しいってイメージは「天使にラブソングを」の影響が大きいと思います。

悪い点としてはよくある「アメリカ映画」的な考えの押し付けっぽい所がある点でしょうか。
トレイシーは色々頑張っているのですが、「自分の考えは正しい!」とゴリ押しするところも見られるので…。
まぁ言い方悪いですが「アメリカ」的な考え方が透けて見えます。
「自分が正しいと思うが、相手も間違っているとは言い切れない」と考える日本人からすると割と違和感の多い点だと思います。

もう一つは黒人至上主義的な表現。
今もアメリカでは黒人差別が根深く、BLM運動が起こった後でもまだまだあります。
今まで色々あったのも分かりますし、私には想像もつかないような事もあるのだと思います。
映画では最終的に融和した風な終わり方でしたが、「黒人最高!」だけでなく少し白人を侮蔑したような描かれ方も見えました。
勝った負けた、どちらが上か、結局そういう考え方の元に成り立っているように感じました。
こういった意味でも「アメリカ」的な価値観がどうにも違和感を覚えます。(大元の映画が88年製作なので仕方ない部分もあるかもしれませんが)
これなら人種差別よりも容姿差別の方にフォーカスを合わせた方が良かったのでは…?

色々な事を書きましたが、あまり考えこまずに楽しむ映画としてはとても良い作品だと思います!
考えながら見る人には少し向きませんが、明るいエンターテイメントとして非常に質が高いですし、純粋にミュージカル映画としてはかなり良い物です!

Bitly

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