Netflixオリジナルでスプリガンが配信されました‼‼
原作は「力が…欲しいか…」で有名な「ARMS」などを描かれた皆川亮二さんです。
いやぁ中二病ソウルにギュンギュン来る漫画を描かれる方なのですが「スプリガン」はオーパーツをテーマにしたバトル漫画です。
※注意点としてこの作品は流血表現がガンガン出てきます。
あらすじ
危険な力を持ったまま、今なお地球に眠る超古代文明の遺産。
その秘密を悪の手から守る任務は、アーカム財団の特殊工作員スプリガンたちに託された。
アーカム:オーパーツを守り、封印する組織(比較的人道的なSCP財団みたいなもの)
スプリガン:アーカムのトップエージェント達。由来は宝を守る妖精”Spriggan”
主な登場人物
御神苗優(おみなえ ゆう)
皆川主人公と一目で分かるボサボサ頭の高校生。スプリガンに所属しており、白兵戦とサバイバルの達人。
山菱理恵(やまびし りえ)
優と同じ孤児院で育った幼馴染。飛び級して10代でカーネル大学の言語学教授になっている天才。
山本
アーカム日本支部所長。温厚で誠実な人柄。
笹原初穂(ささはら はつほ)
優のクラスメイトで香穂の双子の姉。快活な性格をしており、優にとっての日常を代表する人間の一人。
笹原香穂(ささはら かがほ)
優のクラスメイトで初穂の双子の妹。姉と違いおとなしい性格をしている。
ジャン
フランスのスラム出身のスプリガンで結構口が悪い。ライカンスロープ。
染井芳乃(そめい よしの)
金のためにトレジャーハンターをしている。かなり図太く、色々雑。遺跡の破壊もしまくってるせいで「遺跡荒らしの芳乃」という異名がついている。
暁巌(あかつき いわお)
トライデント所属の傭兵部隊隊長。優と同じようなスーツに身を包み、技量としても同等。
朧(おぼろ)
仙人になることを目指している功夫の達人で優の師匠。チートキャラ。
ボー・ブランシェ
ネオ・ナチス所属の軍人。薬物による肉体改造をしている。すごくいいキャラしてます。
スティーブ・H・フォースター
アーカム特別顧問。アーカム初代会長と個人的な交友関係があり、調査船「ロシナンテ」の船長。
ラリー・マーカスン
大手兵器産業組織「トライデント」の本部長。
ボーマン
トライデント所属の少佐。元スプリガンで優に戦闘技術を教えていた。
ネタバレなし感想
いやぁ執筆中の記事後回しにしても先にこっちを観て書いてしまった…。
CGの違和感は要所要所では感じますが、まぁまぁ抑えてあります。あの時代っぽいアニメ感も出してあります。
そして敵の目の死んでる率よ…笑
世の中には「オーパーツ」というものがありますが、それらは古代の超テクノロジーで作られたものだという世界観です。
そしてそれらはすごい力を持っていてなんか色々すごい事できるのでなんかすごい。様々な勢力が軍事利用しようとしているのを主人公勢力が防ぐ、ってな話です。
全体的にとっつきやすいというか世界観の説明をしたり、今後のキャラの顔見せ、個別の話として成り立たせやすいエピソードを選んでいるように思いました。
ちょいちょいCG特有の気になる点はあったものの、好きだった作品がぬるぬる動いているのを見ると非常に楽しかったです。
SFとかオーパーツとか中二病的な奴が好きな人にはお勧めです!
元漫画を知ってる人向けのネタバレも少しある感想
エピソード1:炎蛇
バトル相手への説明台詞はこの時代の漫画の特徴な気がします。いや、最近の漫画読めてないんで最近はどうなのか分かりませんが…。
FIRST MISSION(メギドフレイムの話)をサラっとやってから火の社の話へ。
パワードスーツとか超テクノロジーとかオカルトとかが普通にありますよ、って世界観を説明する話でもあったと思います。
いやぁ第1話からガンガングロ全開で行きますね…。それにしてもこうも動いているのを見ると嬉しくなります。
パワードスーツからあぁやって光が出てるのってやっぱりかっこいいよね!
エピソード2:ノアの方舟
時代に合わせて連絡ツールはスマホです。序盤ちょっと絵が安定してない印象がありました。
HELLSINGのOVAを見た人ならリトルボーイが声とキャラ両方相まってヤン・バレンタインに見えて仕方がない不具合があります笑
そして我らがジャンの登場!そして紅葉おろし(おろしてないけど)……ってやっぱりHELLSINGじゃないか!
とはいえそれもそのはず、HELLSING作者の平野耕太(通称ヒラコー)さんはスプリガンが好きだと公言しているので、色々オマージュだったりHELLSINGのアイディアの元になったっぽいものがたくさん出てきます。
スプリガンの話題に戻ります笑
ジャンの獣化ですが、こうして見ると若干豪鬼っぽいというか、割と人感のあるビジュアルしてますね。
そして数々のクリーチャー…。動いてる所を見てみたい!
バトルは個人的にはSEがツボでした。
エピソード3:帰らずの森
身体から木が生えるとか想像しただけで痛そうだわ…。
やたら1枚絵に気合が入っていたり可愛い動きをさせていたので、多分作画スタッフに芳乃ファンが居る。
日本神話、キリスト教ときて次はインド神話です。
そして暁巌の登場です。高槻 巌ではありませんし、サラリーマンでもありません。32歳でおじさんではない(重要)らしいです。
ところで違う宗教体系の相手に口寄せとかできるんですかね…?
大元は同じだけど死後はそれぞれの信じる宗教観の所に割り振られるマンキン的な感じなら行けそうですけど、信心とかに起因するものなら無理そうですよね…。
それとも宗教体系によって表出の仕方やスピリチュアルな力の行使方法が違うだけなら行けるのか?
怨霊系は割と気持ち悪いビジュアルしてて好きでした笑
エピソード4:狂戦士
月をバックにジャンプはベタだけどやっぱりいい画ですね。
バーサーカーの表面の虫っぽいブツブツが若干気持ち悪い…。
それにしても優さん個人情報一応敵対してる相手にぺらぺら喋りますね…。まーそこは多分気にしちゃならん点なんでしょうけど笑
話としてはベッタベタです。
エピソード5:水晶髑髏
今はもう水晶髑髏は後年に作られたって証明されてるらしいですね。まぁそれでも夢をくれるのは非常に良いと思います。
朧さんの登場回!「ミラージュ」として出てきますが、「騙されたなぁ?」とか言わないです。
更には作中屈指のいいキャラ、ボー・ブランシェも初登場。ボーさん巻き添えで首持ってかれそうになるシーン本当大好き笑
朧さん登場回だからか結構バトルに気合入ってるように感じました。まぁ朧とボーという人気キャラ2人が出てくる回だからそうなるよね。
いや、それにしてもボーの描写めっちゃ楽しんでやってるのが分かるわ笑
エピソード6:忘却王国
芳乃再登場&重要キャラの顔見せ回。エピソードとしても割と好きな回です。
ボーマンさんの笑顔に強キャラ感あふれてると感じるのはARMSを読みすぎたせいでしょうか笑?
ボーマンさんとのやり取りは敵対しているし色々とあったものの、相手に対しての信頼感みたいなものが見えて結構好きです。
対ボーマン戦もかなり気合入ってる感じでした。船もかっこええし…。
メンターとしての存在っていうのがはっきりしていましたね。
最後に
オムニバス形式っぽいエピソードも多いので、多分全体の半分ぐらいの話数ですね。
如何せん読んだのが10年以上も前なので流石に話数とかはうろ覚えですが…。
多分反響良ければシーズン2も来て、全エピソードやるんじゃないかな?
今から読んでも結構面白いと思います。個人的には「ARMS」も好きなのでそちらもおススメします!
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